北海道に動物園がいくつあるか、ご存知ですか?「旭山動物園だけじゃないの?」と思っているファミリーも多いはず。でも実は、北海道にはほかにも個性豊かな動物園があり、それぞれにしか見られない感動体験があるんです。
このガイドでわかること:
- 北海道5大動物園それぞれの特徴と家族向けのポイント
- 2歳・9歳の子どもが実際に楽しめるスポットとおすすめの回り方
- 混雑を避けるベストな訪問時期と時間帯
- 各動物園へのアクセスと節約テクニック
さあ、北海道の動物園めぐりを一緒に計画しましょう!
目次
- 旭山動物園 – 日本一有名な動物園の実力とは?
- 円山動物園 – 札幌から一番近い!子連れにやさしい動物園
- 帯広市ばんえい競馬・帯広動物園 – 十勝ならではの体験
- 釧路市動物園 – 道東の宝石、アムールトラに会いに行こう
- 函館市熱帯植物園 – 温泉サルで有名な植物園×動物スポット
- 動物園比較チャート – あなたの家族にぴったりはどこ?
- 実用情報(アクセス・予算・持ち物)
- よくある質問
- まとめ
1. 旭山動物園 – 日本一有名な動物園の実力とは?
旭山動物園は、北海道旭川市にある「行動展示」で世界的に有名な動物園です。一時は廃園の危機に瀕しながらも、動物たちの「自然な行動を見せる」という革新的な展示方法で復活し、今では年間100万人以上が訪れます。
旭山動物園の見どころ
旭山動物園の最大の魅力は、動物たちが「立体的に動く姿」を間近で見られること。
水中トンネル(アザラシ館) アザラシが縦に泳ぎながらトンネルの中を通り、目の前を通過する瞬間は圧巻です。うちの2歳の娘は初めて見たとき、あまりの迫力に固まってしまいました(笑)。9歳の息子は「すごい!」とずっと見ていました。
ぺんぎん館・ぺんぎんの散歩(冬季限定) 11月中旬〜3月中旬の冬季限定で行われる「ペンギンの散歩」は、旭山動物園の中でも特に人気のイベント。雪道をよちよち歩くペンギンたちが来園者の目の前を通る様子は、何度見ても感動します。ただし、観覧スペースは込み合います。
おらんうーたんの森(空中散歩) オランウータンが空中ロープを渡る「スカイウォーク」は、9歳くらいの子が特に興奮するポイント。見上げながらゾクゾクする体験です。
ちびっこ動物園エリア 2〜4歳の小さな子向けに、ヤギやウサギと触れ合えるエリアがあります。うちの娘はここが一番気に入って、なかなか動こうとしませんでした(笑)。
旭山動物園の訪問のコツ
💡 Mai’s Tip: 夏の旭山動物園はとにかく混みます。8月のお盆期間はピーク中のピークで、「もぐもぐタイム」には30分前から場所取りが始まります。おすすめは開園直後(9:30)か、夕方15:30以降に来ること。子連れで夏に行くなら、平日を選べると格段に楽になります。
⚠️ 重要ポイント: 旭山動物園は丘の地形にあるため、園内は坂道が多いです。ベビーカーで来られる方は、覚悟が必要(笑)。ただし、ベビーカー貸し出しサービス(有料)もあります。授乳室は正門近くの「こども牧場」エリア内にあります。
- 住所: 北海道旭川市東旭川町倉沼
- 開園時間: 夏季 9:30〜17:15 / 冬季 10:30〜15:30(最終入場は閉園30分前)
- 入園料: 大人1,000円 / 中学生以下無料(旭川市内の中学生以下は無料)
- 定休日: 4月上旬と11月上旬の休園期間あり(毎年確認推奨)
2. 円山動物園 – 札幌から一番近い!子連れにやさしい動物園
「旭山まで行く時間はないけど、動物園には連れて行きたい」というファミリーに断然おすすめなのが、札幌市内にある円山動物園です。地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩10分という好立地で、旅行中の半日プランに組み込みやすい動物園です。
円山動物園の見どころ
ホッキョクグマ館(2019年リニューアル) 近年リニューアルされたホッキョクグマ館は、水中でのダイナミックな泳ぎを間近で観察できる展示が充実。ガラス越しに顔が見えるほど近づいてくることもあり、小さな子でもホッキョクグマの大きさに驚きます。
ゾウ舎(アジアゾウ) 北海道でゾウを見られるのは円山動物園だけ!広い屋内展示場で、至近距離でゾウを見られます。9歳の息子は「こんなに近くでゾウを見たのは初めて!」と興奮していました。
こどもの森(ふれあいエリア) モルモットやウサギとのふれあいができるエリアは、2歳〜5歳のお子さんに特に人気。動物を怖がらずに触れる体験ができるよう、スタッフがサポートしてくれます。
レストラン・授乳施設 園内のレストランは複数あり、授乳室も複数箇所に整備されています。おむつ替えシートもほぼ全てのトイレに設置されており、乳幼児連れにとても優しい環境です。
💡 Mai’s Tip
円山動物園は「動物だけでなく、公園もセットで楽しめる」のが魅力。隣接する円山公園はどんぐりや落ち葉拾いが楽しめる自然豊かな公園で、動物園の後に立ち寄るとちょうど良いクールダウンになります。秋(10月)の紅葉シーズンは特におすすめです。
- 住所: 北海道札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
- 開園時間: 9:00〜16:30(夏季は17:00まで)
- 入園料: 大人800円 / 高校生400円 / 中学生以下無料
- アクセス: 地下鉄東西線「円山公園駅」下車、バスまたは徒歩約10分
3. おびひろ動物園 – 十勝ならではの動物とのんびり空気感
十勝・帯広エリアを旅行する家族に地元民がすすめるのがおびひろ動物園です。入場料が安く、のんびりとした雰囲気で、旅行中に「ちょっと寄り道」するのにぴったりな動物園です。
おびひろ動物園の見どころ
エゾシカ・エゾタヌキ・エゾリスなど北海道の在来動物 他の動物園とは少し趣が異なり、北海道に生息する在来種の展示が充実しています。「本州では見られない北海道の動物を子どもに見せたい」という方におすすめ。
ホッキョクグマ・アムールトラ 大型動物も揃っています。規模は大きくないですが、その分行列が少なく、ゆっくり見られるのが帯広動物園のいいところです。
ふれあい動物コーナー モルモットやウサギとのふれあい体験ができます(時期・時間限定)。
💡 Mai’s Tip
帯広動物園は、隣接する「緑ヶ丘公園」と一体で楽しめます。公園内には遊具もあり、動物園の後に子どもを思いっきり走り回らせることができます。十勝晴れの日は本当に気持ちよくて、地元家族の憩いの場になっています。
⚠️ 注意点: 帯広動物園は規模が小さく、旭山動物園や円山動物園と比べると展示数は限られます。「動物園をメインの目的地にする」より、「帯広観光のついでに立ち寄る」感覚がちょうどいいです。
- 住所: 北海道帯広市緑ヶ丘2
- 開園時間: 9:30〜16:30(冬季は土日祝日のみ:11:00-14:00)
- 入園料: 大人420円 / 高校生210円 / 中学生以下無料
4. 釧路市動物園 – 道東の隠れた名園、アムールトラに圧倒される
道東旅行のついでに訪れる価値が十分あるのが釧路市動物園です。地元では「動物園」の愛称で親しまれており、北海道の野生動物の展示に特に力を入れています。
釧路市動物園の見どころ
アムールトラ(シベリアトラ) 世界最大のネコ科動物であるアムールトラの展示は、釧路市動物園の目玉。柵越しとはいえ、その圧倒的な迫力は子どもも大人も息をのみます。9歳くらいの子は「本物のトラってこんなに大きいの!?」と目を丸くするはず。
エゾヒグマ 北海道を代表する野生動物ヒグマの展示も充実。野生のヒグマに会うことはできませんが、動物園でその大きさを間近で感じることは、子どもたちの自然教育にもつながります。
タンチョウ(国の特別天然記念物) 釧路といえばタンチョウ。動物園でもタンチョウの展示があり、その優雅な姿を近くで観察できます。釧路湿原での野生タンチョウ観察と組み合わせると、より印象的な体験になります。
💡 Mai’s Tip
釧路市動物園は観光客より地元客が多く、混雑が少ないのが魅力。週末でも旭山ほどの混雑はなく、ゆったり見学できます。夏は遊園地とセットで楽しめます!
- 住所: 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11
- 開園時間: 9:30〜16:30(冬は10:00~15:30)
- 入園料: 大人580円 / 中学生以下無料
- アクセス: 釧路駅からバスで約40分(本数少なめのため要確認)
5. 函館市熱帯植物園 – 温泉に入るサルが見られる!ユニークな体験スポット
「えっ、サルが温泉に入ってる!?」と子どもが必ず驚くのが、函館市郊外にある函館市熱帯植物園です。正式には「植物園」ですが、ニホンザルの大群が温泉に入る展示で有名な、ユニークなスポットです。
函館市熱帯植物園の見どころ
ニホンザルの温泉入浴(冬季限定) 11月〜4月の冬季に行われる、ニホンザルが温泉に入る「猿の温泉」は、ここでしか見られないオンリーワンの体験です。寒さに震えながらお湯に浸かるサルたちの表情がなんとも愛らしく、子どもも大人も笑顔になります。うちの子どもたちは「サルも寒いんだ!」「気持ちよさそう!」と大興奮でした。
熱帯温室(植物展示) 名前の通り、熱帯植物の温室展示も充実。冬に訪れると、温室の暖かさと南国の雰囲気がほっとします。子どもにとっては「北海道で南国植物を見る」というギャップ体験も面白いポイントです。
周辺観光との組み合わせ 函館市熱帯植物園は「湯の川温泉」エリアにあります。函館観光の締めに温泉宿に泊まりながら、翌朝に植物園を訪れるプランがおすすめです。
💡 Mai’s Tip
温泉サルを見るなら絶対に冬がおすすめ。特に12月〜2月は、雪の中で温泉に入るサルという絵になる光景が見られます。ただし、給餌タイム(サルがお湯に入るタイミング)は午前11時と午後2時ごろが多いので、時間に合わせて訪問すると確実です。
⚠️ 注意点: 夏季はサルの温泉は行われていません。「温泉サル目的」で訪れる場合は、必ず冬季(11月〜4月)に計画してください。
- 住所: 北海道函館市湯川町3丁目1-15
- 開園時間: 9:30〜18:00(冬季〜16:30)
- 入園料: 大人300円 / 子ども150円(小学生・中学生)
- アクセス: 函館駅から市電「湯の川」下車、徒歩5分
6. 北海道動物園比較チャート – 家族にぴったりはどこ? {#comparison}
| 動物園 | 場所 | 入園料(大人) | 特徴 | おすすめ年齢 | 混雑度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 旭山動物園 | 旭川 | 1,000円 | 行動展示・ペンギンの散歩 | 全年齢 | ★★★★★ |
| 円山動物園 | 札幌 | 800円 | 交通便利・施設充実 | 全年齢 | ★★★★☆ |
| 帯広動物園 | 帯広 | 420円 | のんびり・在来動物 | 幼児〜小学生 | ★★☆☆☆ |
| 釧路市動物園 | 釧路 | 580円 | アムールトラ・タンチョウ | 小学生以上 | ★★☆☆☆ |
| 函館市熱帯植物園 | 函館 | 300円 | 温泉サル(冬限定) | 全年齢 | ★★☆☆☆ |
旅程別おすすめ:
- 札幌滞在メイン → 円山動物園(半日で行ける)
- 旭川・富良野エリア → 旭山動物園(必訪!)
- 十勝・帯広エリア → 帯広動物園(公園とセット)
- 道東(阿寒・釧路)→ 釧路市動物園
- 函館エリア(冬)→ 函館市熱帯植物園
実用情報
訪問ベストシーズン
| 季節 | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| 春(4〜5月) | ★★★★☆ | 動物の赤ちゃん誕生シーズン、混雑少なめ |
| 夏(7〜8月) | ★★★☆☆ | 旭山は激混み注意。早朝か夕方狙い |
| 秋(9〜10月) | ★★★★★ | 気候良く混雑少なめ。最もおすすめ! |
| 冬(11〜3月) | ★★★★☆ | 旭山ペンギン散歩・函館温泉サルが見どころ |
旭山動物園へのアクセス
- 旭川駅から: 旭川電気軌道バス「旭山動物園行き」で約40分、680円
- 旭川空港から: バスで約30分
- 札幌から: JR特急「カムイ」で旭川まで約1時間20分 + バス
円山動物園へのアクセス
- 札幌駅から: 地下鉄東西線「円山公園駅」まで約10分 + 徒歩またはバス10分
- 駐車場: 円山公園に有料駐車場あり(週末は込み合うため公共交通機関推奨)
持ち物リスト(子連れ動物園)
- 歩きやすいスニーカー(旭山は坂道多め)
- レインコート(北海道の天気は変わりやすい)
- 飲み物・軽食
- 日焼け止め・帽子(夏)
- 防寒着・手袋(冬、特にペンギン散歩は寒い!)
- ベビーカー or 抱っこ紐
- おむつ・着替え(乳幼児連れ必須)
- モバイルバッテリー(写真・動画撮影が増えるので)
よくある質問 {#faq}
Q1: 旭山動物園は何時間あれば全部見られますか?
A: ゆっくり全エリアを見ると3〜4時間かかります。「もぐもぐタイム(給餌時間)」に合わせると待ち時間も増えるので、1日かけて楽しむのがおすすめです。2歳の子ども連れだと体力的に3時間が限界のことも多いので、「全部見よう」より「子どもが楽しんでいるエリアを重点的に」という気持ちで臨むといいですよ。
Q2: 旭山動物園のペンギンの散歩はいつ見られますか?
A: 例年11月中旬〜3月中旬の冬季限定です。実施時間は午前と午後の1日2回(各約30分)。ただし、荒天時や動物の体調によっては中止になることもあります。旭山動物園の公式サイトで直前確認することをおすすめします。
Q3: 2歳の子どもでも楽しめる動物園はどこですか?
A: 2歳には円山動物園が特におすすめです。園内がフラットで歩きやすく、授乳・おむつ替え施設が充実しているため、乳幼児連れにとても優しい環境です。旭山動物園も楽しめますが、坂道が多いのでベビーカーでの移動は少し大変です。
Q4: 北海道の動物園でクーポンや割引はありますか?
A: 旭川市民・札幌市民は割引や無料パスがある場合があります。また、一部のホテルでは入園割引券を配布しています。じゃらんや楽天トラベルのセットプランで交通費と入園料をセットにすることで節約できるケースもあります。訪問前に公式サイトをチェックすることをおすすめします。
Q5: 冬の旭山動物園は寒いですか?屋外で過ごせますか?
A: 旭川の冬は北海道の中でも特に厳しく、-15℃以下になることもあります。ペンギンの散歩は屋外で行われるため、防寒は万全に。子どもには帽子・手袋・防寒ブーツ・カイロを持参してください。ただし、各動物舎(室内)は暖かいので、屋内・屋外を交互に移動しながら見学するのがコツです。
まとめ
北海道には、それぞれに個性と魅力を持つ動物園が5つあります。日本一の行動展示を誇る旭山動物園、札幌から便利な円山動物園、十勝のんびり帯広動物園、道東の隠れた名園・釧路市動物園、そして冬の温泉サルが圧倒的なユニーク体験をくれる函館市熱帯植物園。旅程や子どもの年齢に合わせて、ぴったりの動物園を選んでみてください。
- 旭山動物園は北海道旅行の鉄板スポット。夏は開園直後か夕方が混雑を避けるコツ
- 冬旅行なら「旭山ペンギンの散歩」か「函館の温泉サル」がオンリーワン体験
- 小さな子ども(2歳前後)は円山動物園が施設面で最も安心
- 道東・十勝エリアの動物園は観光客が少なく、ゆったり見学できる穴場
北海道の動物たちとの出会いが、家族の思い出になりますように!何か質問があれば、コメント欄で気軽に聞いてくださいね。