子どもと安全に楽しむ!北海道スキー旅行で覚えたい10のルール

我が家もようやくシーズンイン!
真っ白な雪山、キラキラと輝く雪面、そして子どもとのスキー。親としてドキドキワクワクの瞬間でした!

初めて子どもをスキーデビューさせるにあたり、たくさんのDMやご質問をいただきました。「何歳から始められる?」「どんな準備が必要?」「安全面で気をつけることは?」など、同じ悩みを持つ親御さんが多いことに気づきました。

そこで今回は、実際の体験を通して学んだ「子どもが初めてスキーに挑戦する時に気をつけること」を詳しくまとめてみました。

スキーは意外にスピードが出るスポーツです。だからこそ、安全に楽しむためのルールをしっかり確認することが何より大切。でも安心してください!ポイントを押さえれば、子どもも大人も思いっきり楽しめる最高のウィンタースポーツです。シンプルなルールばかりなので、怖がらずにチャレンジしてみてくださいね。

目次

POINT 1:防寒はしっかり!冬山を甘く見ない

スキーを1日中やる時は、防寒対策が何より重要です。特に子どもは体温調節が未熟なので、大人以上に気を配る必要があります。

雪山の気温は平地より格段に低く、風が吹けば体感温度はさらに下がります。しかも、初心者のお子さんは転んで雪に触れる機会も多いため、しっかりとした防寒対策が必須です。

【体】の防寒

  • ユニクロヒートテック:ベースレイヤーとして優秀。ただし、汗かきのお子さんには要注意!汗で濡れると逆に冷えるので、昼休憩時に着替えられるよう、替えのシャツを持参すると安心です
  • もわもわ上下:フリースやボアなどの中間着。空気の層を作って保温効果を高めます
  • 貼るカイロ:背中や腰に貼ると効果的。ただし、子どもの肌は敏感なので低温やけどに注意。服の上から貼りましょう
  • 薄いジャケット:ウインドブレーカーのような風を通さない層があると◎
  • スキーウェア:防水性と保温性のバランスが大切

レイヤードの基本は「ベースレイヤー(吸湿速乾)→ミドルレイヤー(保温)→アウターレイヤー(防風防水)」の3層構造。子どもは動き回って汗をかくので、脱ぎ着しやすい重ね着がポイントです。

【手】の防寒

  • 薄い手袋(インナーグローブ):素手で雪に触れないための第一防衛線
  • ミトン型手袋:5本指よりミトン型の方が暖かい!指が離れていないので保温効果が高いんです

子どもは雪遊びが大好きなので、手袋は濡れることを想定して、予備を1〜2組持っていくことをおすすめします。濡れた手袋のまま滑ると、あっという間に指先が冷たくなってしまいます。

【足】の防寒

  • 分厚い靴下:スキー用の厚手ソックスがベスト。ふくらはぎまで覆うロング丈を選びましょう

スキーブーツは締め付けが強いので、靴下を2枚重ねすると逆に血行が悪くなることも。厚手の靴下1枚で大丈夫です。

【顔】の防寒

  • フェイスマスク(ネックウォーマー):首元から顔を守る。風が強い日は必須アイテム
  • ゴーグル:目を雪や風から保護。曇り止め機能付きがおすすめ

特に風の強い日は、露出している顔が凍傷になる可能性もあります。子どもが「寒い」と言う前に、こまめに休憩を取りましょう。

ポイントは「首・足首・手首・首」の4つの首をしっかり温めること。この部分には太い血管が通っているので、ここを温めると全身が暖かく感じられます。

朝、ホテルや家を出る時から防寒着を着ていきましょう。車内で暑ければ脱げばいいだけなので、とにかく寒さ対策を万全にすることが大切です。

POINT 2:派手なスキーウェアは安全対策

雪山の天気は本当に変わりやすいものです。朝は快晴でも、午後には急に吹雪になることも珍しくありません。特にホワイトアウト(視界が真っ白になる現象)が起きると、淡い色のウェアを着ている人は本当に見えなくなってしまいます。

派手な色や濃い色のスキーウェアを選びましょう!

おすすめの色は、蛍光イエロー、オレンジ、ピンク、ブルーなど。逆に避けたい色は、白、ベージュ、パステルカラーなど淡い色です。

今回のスキー旅行で実際にホワイトアウトに遭遇しました。視界が5メートルくらいしかない中、淡い色のウェアを着たお子さんが雪に溶け込んで本当に見えにくくなることを実感しました。一方、濃いブルーや迷彩柄のウェアを着ていた我が子は、雪の中でもはっきりと確認できました。

これは単なるファッションの話ではなく、安全面での重要なポイントです。特に、まだスキーに慣れていない子どもは予測不能な動きをすることがあります。遠くからでもすぐに見つけられる派手なウェアは、親の安心にもつながります。

もし手持ちのウェアが淡い色の場合は、リュックやヘルメットに明るい色のものを選ぶなど、工夫してみてください。目立つワッペンやステッカーを貼るのも一つの方法です。

POINT 3:初心者の味方!マジックカーペットを活用しよう

歩く歩道のような「マジックカーペット」を設置しているスキー場が最近増えています。これは初心者エリアに設置されている動く床で、スキーを履いたまま楽に上まで登れる素晴らしい設備です。

マジックカーペットのメリット

  1. 何度も練習できる:リフトと違って待ち時間がほとんどなく、転んでもすぐに戻れるので、短時間で何本も滑れます
  2. 恐怖心が少ない:リフトのように高所に上がらないので、子どもも怖がりません
  3. 無料で使える:多くのスキー場で無料開放されています
  4. 安全性が高い:スピードが遅く、いつでも降りられるので安全

初心者のお子さんにとって、基本的な「止まる・曲がる」の動作を習得するには、短い距離を何度も繰り返し滑ることが一番効果的です。マジックカーペットがあれば、疲れることなく練習に集中できます。

我が家の子どもも、最初の1〜2時間はマジックカーペットエリアで徹底的に練習しました。緩やかな斜面を何度も何度も滑るうちに、ハの字で止まる感覚を掴んでいく姿を見るのは、親としても嬉しい瞬間でした。

マジックカーペット設置のスキー場を探そう

スキー場を選ぶ際は、ホームページで「初心者エリア」や「キッズパーク」の設備を確認しましょう。最近は、初心者向け設備が充実しているスキー場も多く、雪遊び専用エリアやソリ遊びができる場所も併設されていることがあります。

ちなみに、スキーレッスンを受ける場合も、マジックカーペットエリアでの練習が基本になることが多いので、この設備の有無は重要なポイントです。

POINT 4:リフトに乗る時の鉄則

マジックカーペットエリアを卒業したら、いよいよリフトデビューです。でも、初めてのリフトは子どもにとっても親にとってもドキドキの瞬間。安全に乗り降りするためのポイントを押さえておきましょう。

乗る時のポイント

  1. 子どもを外側(山側)に座らせる:万が一の落下を防ぐため、大人が谷側に座ります
  2. ゆっくりと乗る:焦らず、リフトの椅子をしっかり確認してから座ります
  3. 係員に声をかける:初めてであることを伝えると、リフトの速度を落としてくれることもあります

我が家の初リフト体験では、係員さんに「子ども初めてです」と伝えたら、わざわざリフトの速度を落としてくれました。さらに「頑張ってね!」と励ましの声をかけてくれて、子どもの緊張も少しほぐれたようです。

乗っている時の注意点

  • セーフティーバーを必ず下ろす:途中で落下しないように、安全バーは必須
  • スキー板を前に向ける:板が絡まないように、まっすぐ前を向けます
  • 落ち着いて景色を楽しむ:怖がっていると余計に緊張するので、「景色きれいだね」と声をかけて気を紛らわせましょう

降りる時のポイント

これが最も重要です!

  1. 降り場が近づいたら準備:セーフティーバーを上げて、スキー板の先端を少し上げます
  2. スキーの先端を上げたまま降りる:板の先端が雪面に刺さらないように
  3. 降りたらすぐに前へ進む:絶対に立ち止まらない!後ろから次のリフトが来ています

「降りたら前へ、止まらない!」これを何度も子どもに言い聞かせました。実際、降り場で転んでしまう子どもをよく見かけますが、そこで立ち止まると危険です。転んでも、すぐに横にどいて次の人の邪魔にならないようにしましょう。

スタッフが常に見守っていて、「スピードゆっくりに」とお願いすれば対応してくれますし、降りる時にサポートしてくれることもあります。遠慮せずに助けを求めましょう。

POINT 5:ゴンドラに乗る時の注意点

ゴンドラは密閉された空間なので、椅子式のリフトより安全に感じますが、乗り降りには独自のコツがあります。

ゴンドラの乗り方

子どものスキー板は中へ入れて、ゆっくり乗りましょう。

スキー板を外側のラックに立てかけるタイプもありますが、初心者の子どもには難しい場合も。ゴンドラ内にスキー板を持ち込めるタイプなら、そのまま一緒に乗った方が安心です。

ゴンドラの意外なメリット

昔はゴンドラと言えば、中上級者が山頂の上級コースへ行くための手段でした。しかし、最近は状況が変わってきています。

初心者コース専用のゴンドラがあるスキー場も増えています!

これには大きなメリットがあります。

  1. 寒さをしのげる:密閉空間なので、風を避けて暖かく移動できます
  2. 休憩になる:椅子に座ってゆっくり休める貴重な時間
  3. 景色を楽しめる:窓から雪景色をゆっくり眺められる
  4. 会話ができる:椅子式リフトだと風で声が聞こえませんが、ゴンドラなら会話を楽しめます

我が家も、初心者コースへのアクセスにゴンドラが使えるスキー場を選びました。子どもは「空中散歩みたい!」と大喜び。ゴンドラの中で温かいココアを飲みながら、次の滑走に向けて英気を養うことができました。

ただし、混雑時はゴンドラ待ちの列が長くなることも。特に休日の昼前後は要注意です。朝一番や午後遅めの時間帯が比較的空いているのでおすすめです。

POINT 6:追い越しのルール「前を滑る人が優先」

これはスキー場における最も重要なルールの一つです。前を滑っている人が絶対的に優先されます。

なぜ前の人が優先なのか?

スキーやスノーボードは、基本的に「前しか見えない」スポーツです。後ろから誰かが近づいてきても、振り返る余裕はありません。だからこそ、後ろから追い越す側が、前を滑っている人の安全を確保する責任があるのです。

安全な追い越し方

  1. 十分なスペースを取る:最低でも2〜3メートルは距離を空けましょう
  2. 予測不能な動きを想定する:特に子どもや初心者は急に方向を変えることがあります
  3. 声をかける:「通ります!」と一声かけるのも良いマナー
  4. 減速する:無理に追い越そうとせず、安全第一で

特に注意が必要なのは、子どもや初心者を追い越す時です。彼らの動きは予測がつきません。突然転んだり、急に止まったり、予想外の方向に曲がったりします。

我が子も、何度か急に斜面を横切ろうとして、後ろから来たスキーヤーを驚かせてしまいました。幸い、相手の方が十分な距離を取ってくれていたので事故にはなりませんでしたが、ヒヤッとした瞬間でした。

逆に、子どもが初心者の場合、上級者に追い越してもらう時は、「ゆっくり端に寄って滑ろうね」と声をかけて、追い越しやすいように協力することも大切です。

POINT 7:コースの真ん中で座るのは絶対NG!

これは本当に危険な行為です。転んだお子さんがコースの真ん中にそのまま座り込んでしまうケース、実はとてもよく見かけます。

なぜコースの真ん中が危険なのか

  1. 視認性が悪い:特に子どもは背が低いため、上から滑ってくる人から見えにくい
  2. 回避が困難:急斜面では、止まったり急に方向を変えたりすることが難しい
  3. 連鎖事故の危険:一人が転ぶと、それを避けようとした他の人も転ぶ「玉突き事故」のリスク

ある時、コースの真ん中で休憩している親子連れがいました。上から滑ってきたスノーボーダーが気づくのが遅れ、ギリギリで避けることができましたが、あと数秒遅れていたら確実に衝突していたでしょう。

転んだらどうする?

転んだら、大人がすぐに助けてコースの端に誘導しましょう。

具体的な手順:

  1. まず自分が子どもの上側(斜面の上)に立って、衝突を防ぐ盾になる
  2. 子どもを起こして、一緒にコースの端まで移動する
  3. 端に着いたら、装備を整え直す

小さな子どもは、転んだ場所でそのまま座り込んでしまいがちです。「転んだらすぐに端っこに行こうね」と、事前に何度も教えておくことが大切です。

我が家では、「転んだらコースの『はしっこ』に避難!」と語呂合わせで覚えさせました。実際に何度か転びましたが、その都度「はしっこ、はしっこ」と声をかけると、自分から端に移動しようとする姿勢が見られるようになりました。

POINT 8:休憩場所は「後ろから見えるか」を必ず確認

コースの端に避難したからといって、それで安心というわけではありません。実は、ここにも落とし穴があります。

コースの凹凸が生む死角

スキー場のコースは、一見なだらかに見えても、実は細かな起伏や凹凸がたくさんあります。特に以下のような場所は要注意です。

  1. コブの手前や陰:コブ(モーグルのような凸凹)の谷側に座ると、上から見えない
  2. 斜度が変わる場所:急斜面から緩斜面に変わるポイントは、視界が遮られやすい
  3. カーブの内側:コースがカーブしている場所の内側は、上からの視認性が悪い

「端にいるから大丈夫」と思っていても、実は上から滑ってくる人の視界に入っていない、ということがよくあるのです。

安全な休憩場所の選び方

休憩する時は、以下のポイントをチェックしましょう。

  1. 上を振り返って確認:実際に上を見て、自分たちが見えるかどうかチェック
  2. なるべく平坦な場所:できれば緩斜面で、上からの視界が開けている場所
  3. コースの合流地点を避ける:複数のコースが合流する場所は混雑するので避ける
  4. リフト降り場の近くは避ける:人が集中するエリアは危険

我が家では、休憩する前に必ず「ここ、上から見える?」と子どもと一緒に確認する習慣をつけました。最初は面倒に思いましたが、これを繰り返すうちに、子ども自身が「ここは危ないかも」と判断できるようになってきました。

理想的な休憩場所

一番安全なのは、コース脇に設けられた休憩エリアやベンチのある場所です。多くのスキー場では、コース途中にこうした休憩スポットが設置されています。少し遠回りでも、そういった場所まで移動する方が安全です。

どうしてもコース脇で休憩する場合は、スキー板を立てて目印にするのも一つの方法です。ただし、強風で倒れないよう、しっかり雪に差し込んでおきましょう。

POINT 9:コースの合流地点ではメインコースが優先!

スキー場のコース設計は、多くの場合「リフト降り場から複数のコースに分かれ、リフト乗り場で再び合流する」という構造になっています。このため、滑っている途中で必ず合流地点に遭遇します。

合流時のルール

メインコース(太いコース)を滑っている人が優先です。

これは道路の合流と似ています。本線を走っている車が優先されるように、スキー場でもメインコースを滑っている人が優先権を持ちます。

なぜメインが優先なのか?

  1. 人数が多い:メインコースには多くの人が滑っているため、止まったり減速したりすることが難しい
  2. スピードが出ている:メインコースの方が距離が長く、スピードに乗っていることが多い
  3. 視界の問題:合流地点では、脇から入ってくる人を全員確認することは不可能

合流時の安全な手順

脇道からメインコースに合流する場合:

  1. 合流地点の手前で一旦停止する:無理に突っ込まない
  2. メインコースの流れを確認する:上から誰も来ていないか、しっかり見る
  3. タイミングを見計らう:十分なスペースが空いたら合流
  4. 合流後は加速する:合流したら、後続の邪魔にならないよう速度を上げる

スキー場では、リフトを降りてから複数のコースがあり、子どもはついつい「こっちのコースに行きたい!」と言い出すことがあります。しかし、レベルに合わないコースを選ぶと、合流時に危険な状況になることも。

我が家では、事前にゲレンデマップを見ながら「今日はこのコースを滑ろうね」と計画を立てるようにしています。子どもも地図を見るのが好きで、「次はどこ行く?」と自分から確認するようになりました。

合流地点では、想像以上に多くの人が集まります。特に週末や休日は混雑するので、余裕を持った行動を心がけましょう。焦らず、安全第一で判断することが大切です。

POINT 10:リフト券入れに連絡先を入れておく

子どもの上達スピードには、親も驚かされます。午前中はおぼつかなかった足取りが、午後にはスイスイと滑れるようになっていることも珍しくありません。

上達の裏にある「迷子」のリスク

子どもが上達すると、親から離れて一人で滑りたがるようになります。これは成長の証ですが、同時に迷子のリスクも高まります。

実際のシナリオ:

  • 親がトイレ休憩している間に、子どもが先に滑り出してしまった
  • リフトで別々になり、降り場で見失った
  • 「こっちのコースに行こう」と思ったら、子どもが別のコースに入っていた
  • 吹雪で視界が悪くなり、一瞬目を離した隙に見失った

連絡先を入れる場所

リフト券入れ(またはゴーグルケース、ウェアのポケット)に、以下の情報を書いたメモを入れておきましょう。

記入する情報:

  1. 子どもの名前
  2. 保護者の名前
  3. 携帯電話番号
  4. 宿泊先(宿泊している場合)
  5. 緊急連絡先

メモは防水の袋に入れるか、ラミネート加工すると安心です。100円ショップで売っているジップロックで十分です。

その他の迷子対策

連絡先メモ以外にも、以下の対策が有効です。

  1. 目立つ目印をつける:ヘルメットにステッカーを貼る、リュックに派手なキーホルダーをつけるなど
  2. 待ち合わせ場所を決める:「迷ったらリフト乗り場の○○に集合」など、具体的な場所を決めておく
  3. スマホの位置情報共有:小学校高学年以上なら、スマホを持たせて位置情報を共有する方法も

スキー場のインフォメーションも確認

スキー場によっては、迷子センターや館内放送のサービスがあります。滑る前に、インフォメーションセンターの場所を確認しておくと安心です。

「迷子なんて大げさな」と思うかもしれませんが、備えあれば憂いなし。たった数分の準備で、安心して一日を楽しめるなら、やっておく価値は十分にあります。

POINT +α:スキースクールという選択肢

「親が教えるのと、プロに教わるのと、どっちがいい?」これは多くの親が悩むポイントです。

スキースクールのメリット

  1. 正しい技術が身につく:自己流のクセがつく前に、正しいフォームを学べる
  2. 親のストレスが減る:自分の子どもに教えるのは、想像以上に大変。イライラしてしまうことも
  3. 同年代と一緒に学べる:グループレッスンなら、友達ができて楽しい
  4. 安全管理がしっかりしている:プロのインストラクターが常に目を配っている
  5. リフト優先搭乗:スクール生は優先的にリフトに乗れるスキー場もある

親が教えるメリット

  1. コストが抑えられる:スクール代は1日で数千円〜1万円程度かかる
  2. マンツーマン指導:子どものペースに完全に合わせられる
  3. 親子の思い出になる:「パパ/ママに教えてもらった」という特別な記憶
  4. 自由なスケジュール:休憩や終了時間を自由に決められる

我が家の選択

我が家は、ちゃんと滑れるとわかった後に午前中だけスクールに入れることにしました。理由は「基礎だけはプロに教わってほしい」から。

結果は大成功でした!たった2時間のレッスンで、ハの字で止まること、曲がることをマスター。午後からは親子で一緒に滑ることができました。インストラクターの方が「お子さん、飲み込みが早いですね!」と褒めてくれて、子どものやる気もアップ。

スクール選びのポイント

  1. 年齢・レベル別のクラス分け:同じくらいのレベルの子と一緒に学べる
  2. 少人数制:理想は1人のインストラクターに対して4〜5人まで
  3. 日本語対応:外国人インストラクターの場合、日本語が通じるか確認
  4. キャンセルポリシー:天候不良や体調不良の場合の対応を事前に確認

「滑っている大人側の心理」も考慮

実は、上級者や中級者の多くは、「ちびっこ団体」を見かけると避けようとします。これは動物的な危機回避本能で、「予測不能な動きをする集団」から距離を取ろうとするんです。

スクールのグループは、インストラクターが先導して誘導してくれるので、他のスキーヤーも「スクールだな」と認識して、より安全な距離を保ってくれる傾向があります。

大人もスクールという選択肢

「実は親も久々で不安…」という方も多いのでは?大人向けのレッスンもあるスキー場がほとんどです。親子で別々のクラスに入って、お昼に「どうだった?」と報告し合うのも楽しい思い出になりますよ。

スクールに入るかどうかは、予算や時間、子どもの性格などを考慮して決めましょう。正解はありません。大切なのは、子どもが「スキー楽しい!」と思えることです。

国際スキー連盟(FIS)の10のルールも要チェック!

スキー場には、国際スキー連盟(FIS)が定めた「10のルール」を掲示したポスターが貼られています。これは世界共通のスキー場マナーで、すべてのスキーヤー・スノーボーダーが守るべき基本ルールです。

FIS 10のルールの重要性

このルールは、長年の事故分析や安全研究に基づいて作られています。単なるマナーではなく、命を守るための「安全基準」だと考えてください。

主なポイント:

  1. 他者への配慮:常に周りの人を思いやる
  2. スピードとスキーのコントロール:自分の技術に合ったスピードで
  3. 滑走ルートの選択:前方の人に危険を及ぼさないように
  4. 追い越し:十分な間隔を保って
  5. 合流と斜面への進入:上下左右を確認してから
  6. コース内での停止:狭い場所や見通しの悪い場所では停止しない
  7. 登り・歩き:コースの端を利用する
  8. 標識・標示の遵守:看板やマーキングに従う
  9. 救助活動:事故の際は救助活動を優先
  10. 身元証明:事故の際は、関係者全員が身元を明らかにする

毎シーズン確認しよう

「スキーなんて毎年やってるし、今さらルールなんて…」と思う方もいるかもしれません。でも、車の運転と同じで、慣れた時ほど事故は起きやすいものです。

ベテランスキーヤーほど、シーズンインの前に改めてルールを確認することをおすすめします。特に子どもと一緒に滑る場合は、自分の安全だけでなく、子どもの安全、そして周囲の人々の安全にも責任があります。

子どもと一緒にルールを学ぶ

ゲレンデに着いたら、リフトに乗る前に、このポスターの前で子どもと一緒にルールを確認する時間を作ってみてください。

我が家では、「今日の安全確認タイム」として、毎回ポスターの前で記念撮影をしています。子どもも「ルールを守ることの大切さ」を理解し始め、「今の人、ルール守ってないよね」なんて指摘するようになりました(ちょっと生意気ですが、安全意識が育っている証拠です)。

デジタル時代のルール確認

最近は、多くのスキー場がスマホアプリを提供しています。アプリ内でルールを確認できたり、動画で解説を見られたりするので、リフト待ちの時間などに親子で見るのもおすすめです。

スキーデビューを成功させるコツ

1. 焦らず、子どものペースで

上達の速さは子どもそれぞれ。他の子と比べる必要はありません。「今日はハの字で止まれた」「リフトに乗れた」など、小さな成功を一緒に喜びましょう。

2. たくさん褒める

できたことを具体的に褒めることが大切です。「上手に止まれたね!」「さっきより曲がるのがスムーズだったよ!」など、成長を言葉にして伝えましょう。

3. 休憩をこまめに取る

子どもは疲れていることに気づかないまま滑り続けることがあります。1〜2時間おきに休憩を取り、温かい飲み物やおやつで体力を回復させましょう。

4. 無理はしない

天候が悪化したり、子どもが疲れていたり、怪我をしそうな状況なら、勇気を持って「今日はここまで」と決断することも大切です。

準備物チェックリスト

最後に、子どもとのスキーに必要な持ち物をまとめておきます。

ウェア・装備

  • スキーウェア(派手な色)
  • ヘルメット
  • ゴーグル
  • フェイスマスク/ネックウォーマー
  • 手袋(予備も含めて2〜3組)
  • 厚手の靴下
  • [ ] インナーウェア(着替え用も)

その他の必需品

  • 日焼け止め(雪焼けは想像以上に強烈!)
  • リップクリーム
  • 水筒(温かい飲み物)
  • おやつ・軽食
  • タオル(汗拭き用)
  • ティッシュ・ウェットティッシュ
  • 絆創膏などの簡単な救急セット
  • 着替え一式(濡れた時用)
  • ビニール袋(濡れた物を入れる用)
  • 連絡先メモ

あると便利なもの

  • 使い捨てカイロ
  • 予備のゴーグル
  • 防水カメラやGoProなど
  • スマホ用防水ケース
  • 車の中で着替えやすい服

北海道のスキー場の魅力

北海道のスキー場は、本当に素晴らしいです。

雪質が最高:パウダースノーと呼ばれる、ふわふわの軽い雪。転んでも痛くないので、初心者には最適です。
景色が絶景:真っ白な雪山、青い空、そして晴れた日には羊蹄山などの美しい山々が見えます。
食事が美味しい:北海道グルメも楽しめます。スキー場のレストランでも、ラーメン、カレー、海鮮丼など、美味しいメニューが充実。
温泉が近い:多くのスキー場の近くに温泉があります。滑った後の温泉は格別です!

最後に

子どもとのスキーは、準備と安全意識があれば本当に楽しい思い出になります。最初は不安もあるかもしれませんが、今回紹介した10のルールを頭に入れておけば、安全に楽しむことができます。

ルールを守ることは、自分たちの安全を守るだけでなく、周りの人々の安全も守ることにつながります。みんなが気持ちよく滑れるゲレンデを、一人ひとりの意識で作っていきましょう。

今シーズン、ぜひ家族でスキー旅行にチャレンジしてみてください。真っ白な雪の上で、子どもの新しい一面を発見できるかもしれません。そして何より、「家族で一緒に楽しんだ」という思い出は、一生の宝物になるはずです。

雪山で、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

安全第一で、楽しいスキーライフを!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次